足の痺れ対策

こんにちは、理学療法士 小倉です。

今回は足の痺れについてです。

 

正座後に誰もが足が痺れる経験をしたことがあると思います。

なぜ正座後に痺れが起きるのでしょうか、、、

◉活性酸素の大量発生

長時間正座をすることにより、下半身の後ろの血管が圧迫され続けます。いわゆる血流が阻害され血行不良(酸素不足)な状態です。

 

血流が一定時間止まった後に血流が再開する(立ち上がる時、足を崩した時など)と、身体にダメージを与えたり、痛みを引き起こしたりする活性酸素が大量に発生します。

この活性酸素が痛みを引き起こす感覚神経 transient receptor potential ankyrin 1TRPA1を刺激した結果、痛みに近いような痺れが起こると言われています。

 

正座後に問わず、血行不良で活性酸素が増えてしまうとTRPA1を刺激してしまうため、日常的にも痺れや痛み、その他にも様々な身体の異変が起きやすくなる可能性があります。

 

そこで、今回は活性酸素を抑制する生活習慣を提案したいと思います(^^)

◉ランニングよりもウォーキング

しい運動(ランニング等)は、呼吸が浅く速くなってしまいます。そのため、血流が悪くなってしまい、大量の活性酸素の発生させてしまいます。

ウォーキング等の軽めの運動は、逆に活性酸素の働きを抑える効果があります。

 

足が痺れる、疲れやすい等のお悩みの方は、激しい運動は控え、軽めのウォーキングでご自身の身体をコンディショニングしてみましょう!