みなさん、こんにちは。
理学療法士の三橋です。
今年は他のプロジェクトで、保育園に行き子供のカラダチェックを行うなど、非常に子どもの体をみる機会が多い年です。
「医学の専門家」という点からも、みなさんに価値ある情報を提供できればと思います(^^)
子供の箸っていつからもたせるのがいいんだろう。
うちの子は2才から箸をもたせた!
うちの子は3才からピアノの練習をはじめた!
はたして、これらは本当に合っているのでしょうか?
今回は今子どもを育てている方、これから育てる予定の方。
もう子供が大きくなってしまった方も、お孫さんのために必見の情報です(^^)
ずばり、箸はいつからもたせるのがベストか!?
これは、個人差があり、完全な答えはありませんが、医学的な成長過程の立場からお伝えしたいと思います。
ずばり、、、箸をもたせるタイミングは、4〜5才がベストです!!(※個人差があります。)
では、何故かというと、下の骨の成長過程をみてください!
3歳と7歳では、骨の数に圧倒的な差があるのがおわかりいただけるでしょうか。
そうです。しっかりと骨ができてから、筋肉ができるので、3歳程度で箸を持たせるということは、まだ未熟な筋肉に負担をかけるということであり、変な癖やうまく箸を持てない原因の一つでもあります。
また、下の図の成長過程をみていただけるとよりわかりやすいと思います。
体の中でも、神経系という細かい動きを担うものは、中心から体の端に向かって発達していきます。
そのため、年齢は大まかな個人差があるため、大事なのはその子の成長過程をみてあげることです。
手の発達は、握る、つまむという動作ができ、最終的に箸を掴むという動作が行えます。
ずばり、成長を見極めるポイントは?
日常から成長を見極める。というのはすこし難しいかもしれません。
その場合は、上記の図を参考にしてみてください!
「えんぴつで一本線がかける。」
など、
これらが上手にできれば、箸を持つタイミングまで成長したと考えられます!
是非子どもの成長をみながら、無理なく箸に挑戦してみてください。
同じクラスの子どもができたからと焦る気持ちは分かりますが、あくまでも個人差があるというのを念頭に置き、子どもの成長に合わせた環境設定をしていきましょう(^^)
三橋 広大
理学療法士
●資格
・オーストラリアマニュアルセラピー
アドバンスコース修了
・ネイシュー
インソールベーシックマイスター
●得意な分野
関節テクニック、インソール
●趣味
テニス、スノボー、ボルダリング
●自分の想い
少しでも多くの人が健康に触れ、病気になりにくい未来を作っていきます。