こんにちは理学療法士の舘です!!
だんだん冬の寒さと春の暖かさが交差する時期になってきましたね。季節の変わり目は、体調の変化に注意です。
この時期を乗り切るために、しっかりとした睡眠、食事、水分補給など生活リズムを整えていきましょう。
第5回の内臓健康シリーズは「肺」についてのお話です。肺に負担がかかると風邪や喘息になりやすくなるため注意が必要です。
<肺とは?>
肺は、心臓を挟んで2つに分けられ、横隔膜の上に位置しています。肺は、それぞれ「肺葉」というブロックに分けられ、右肺は、上・中・下の3つ、左肺は、上・下の2つからなる。また、その中に、肺胞と呼ばれる場所があり、二酸化炭素と酸素のガス交換が行われています。
肺の外側には、胸膜という膜で覆われており、少しの胸水で満たされているため、呼吸がスムーズにしやすくなります。
<機能>
1.呼吸をする(ガス交換)
⇒呼吸で吸い込んだ酸素が、肺胞に取り込まれ、二酸化炭素となって体外に出すこと
2.血液の循環
⇒肺は、心臓と同様に血液循環の役割を担っており、心臓で血液を送り出した血液を肺でキレイな酸素に変え、二酸化炭素を取り除く働きをしています。
3.免疫機能を高める(防御する)
⇒菌やウイルス、ほこりなど様々なものを防御し、免疫力を高めている。これらは、気道からの有害なものを咳や痰、マクロファージなどで防御している。
<症状>
咳
息切れ
胸の痛み
肌荒れ
風邪症状
など
<改善方法>
腹式呼吸
①鼻から吸って口から吐く
②吸うときはお腹を膨らませて、吐くときはお腹を凹ませる
※吸う:吐く=1:2の割合でする(例 3秒:6秒)
目を閉じてゆっくりと行う
以上が、肺の話になります。改善方法の腹式呼吸は、身体の様々な機能を保つために非常に大切な
機能の1つです。日頃から少しでもできるように練習していきましょう!!
舘 憲昭
理学療法士
●資格
Therapeutic Manipulation コース修了
ブレインジム101修了
ネイシューベーシックインソールマイスター
●得意な分野:内臓ケア
●趣味:読書(マンガ・ビジネス関係)、バスケットボール
●自分の想い
ヒトとの繋がり、気づきを大切に!小さな一歩を一緒に踏み出しましょう!!