内臓健康シリーズ パート4

こんにちは理学療法士の舘です!!

 

2月は「全国生活習慣病予防月間」です。生活習慣病とは、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する症候群」を指します。また、健康標語「一無、二少、三多」を基に各々の自分の身体を見つめ直していきましょう。

 

4回の内臓健康シリーズは「脾臓」についてのお話です。今までシリーズでお話してきた、肝臓、心臓よりはマイナーな臓器では、ありますが役割としては、身体の重要な一部を担っています。なので、知って損はないのでちょっとでも身体の知識をつけていきましょう!!

 

<脾臓とは?>

 

左の肋骨の中に位置しており、握りこぶしの程の大きさで、約120gの重さです。

 

脾臓は、赤脾髄と白脾髄の2種類の組織からなります。

 

 

 

<機能>

 

1.古い赤血球を壊す

 

⇒赤血球は、酸素や栄養を届ける役割をしているが、赤血球にも寿命(約120日)あり、

 

古い赤血球を壊すことで、新しい赤血球を作る材料になる。

 

 

 

2.血小板を貯蔵する

 

⇒出血した際に、血小板の作用である血液凝固により止血を行います。その血小板の約1/3を蓄えている。

 

 

 

3.細菌や異物などの処理をする

 

⇒脾臓には、リンパ球の約1/4が集まっているとされており、体内に入ってきた細菌やウイルス、異物などを処理する役割がある。

 

 

 

                                       など

 

<症状>

 

貧血

 

倦怠感

 

発熱

 

出血しやすい

 

        など

 

 

 

 

 

<対処・予防法>

 

特に脾臓に負担がかかることで、免疫力の低下が一番問題になると考えられます。

 

そのため、対処・予防法については、

 

 

 

1.うがい・手洗いをまめにする

 

⇒特に外出した際などは、いろいろな場所に触れていたり、ウイルスなどを接する

 

機会が増えるため、こまめに行いましょう。

 

 

 

2.ワクチンを接種する

 

⇒インフルエンザや肺炎などの予防が可能になります。

 

 

 

その他にも、身体を冷やさない、ご飯をしっかり食べる(栄養状態を良くする)

 

                                                   など

 

以上が「脾臓」の話になります。春までは、もう少し時間がかかります。寒い季節もそうですが、季節の変わり目は、体調管理をしっかりとして健康予防に力をいれていきましょう!!

 

          舘 憲昭

 

         理学療法士

 

 ●資格

 

Therapeutic Manipulation コース修了

 

ブレインジム101修了

 

ネイシューベーシックインソールマイスター

 

得意な分野:内臓ケア

 

趣味:読書(マンガ・ビジネス関係)、バスケットボール

 

自分の想い

 

ヒトとの繋がり、気づきを大切に!小さな一歩を一緒に踏み出しましょう!!