内臓健康シリーズ -1-

こんにちは!理学療法士の舘です。

だんだん季節も寒い時期に入ってきています。季節の変わり目は、身体のコントロールが上手くいかず、体調不良になりやすいです。また、インフルエンザが流行する時期でもあるため、日ごろから注意が必要です。

 

 

今回のシリーズは、今までは、簡単な内臓の機能と症状、その対処法についてお話させていただきましたが、このシリーズでは、少し踏み込んで構造と機能、その特徴について説明していきたいと思います。まず初めに、全体の概要です。

<内臓って何?>

皆さんが内臓と聞いて何を思い浮かべますか?

・生きるために必要なもの

・お腹の中にあるもの

・焼肉で出てくるホルモン

             など

 

辞書で調べると、内臓とは「動物の内腔にある器官の総称。消化器・呼吸器・泌尿器・生殖器・内分泌器」とされています。

=臓器

<内臓の役割は?>

臓器は、主に「消化器系」「呼吸器系」「循環器系」「泌尿器系」「生殖器系」「内分泌系」「神経系」「感覚器系」「筋骨格系」に分けられる。

 

消化器系:肺・横隔膜・気管など

呼吸器系:胃・肝臓・膵臓・小腸・大腸など

循環器系:心臓・血管・脾臓など

 

泌尿器系:腎臓・膀胱・尿道など

<消化器系とは?>

食べ物を口から取り込んで、消化吸収し、残りカスを大便として排泄する器官のこと。

口から肛門まで約9mの消化管からなり、胃で、食べた物がどろどろにし、小腸で栄養と水分を、大腸で残りの栄養や水分を吸収し大便になり、排泄します。

 

<呼吸器系とは?>

空気の経路である気道とガス交換の行われる肺とからなる。

酸素を取り込んで二酸化炭素を排出するガス交換、異物を身体から守る防御作用、肺の働きを維持するために呼吸中枢や自律神経の調節(代謝作用)を行っている。

 

<循環器系とは?>

血液が循環する血管系とリンパが循環するリンパ系からなる。

血管系では、心臓がポンプの働きをして、必要な酸素や栄養、ホルモンなどを循環させ、また、老廃物を心臓まで運んだり、肺や、腎臓から体外へ排出したりする。リンパ系は、臓器、組織の隙間にあり、中に入った細菌や異物の分解や除去などをしている。

 

<泌尿器系とは?>

尿を作り出し、身体の外に排出するために働く器官のこと。

尿を作り出す腎臓、尿を運ぶ尿路となる尿管、膀胱、尿道から構成される。

 

以上が主な臓器の枠組みになります。

次からは、内臓1つ1つについてお話できればと思います。

運動もそうですが、意識して動かしていくとより効果を発揮しやすいです。そのため、

 

内臓の知識などを少しでも理解できることがよりよい健康への第一歩になるのではないかと考えています。

          舘 憲昭

         理学療法士

 

●資格

Therapeutic Manipulation コース修了

ブレインジム101修了

ネイシューベーシックインソールマイスター

●得意な分野:内臓ケア

●趣味:読書(マンガ・ビジネス関係)、バスケットボール

●自分の想い

ヒトとの繋がり、気づきを大切に!小さな一歩を一緒に踏み出しましょう!!