反り腰の改善法

こんにちは、理学療法士 小倉です。

皆さん、自分の姿勢気になりませんか?

私自身とても姿勢を気にしているのですが、

過去に反り腰が原因で腰痛が起きていたことがあります。

そこで今回、私も実際に行なっている反り腰の改善法をお伝えします。

反り腰の原因】

●腸腰筋(ちょうようきん)の過剰な働き

腸腰筋とは、腰椎(こしぼね)と呼ばれる腰骨から股関節についている筋肉です。

この筋肉は姿勢を保持するために、常に働かなければいけないので、過剰に活動しやすい傾向にあります。

過剰に働くことで腰を前に引っ張り過ぎてしまい、反り腰になってしまうのです。

【大殿筋(だいでんきん)の役割】

大殿筋とは、ご存知の方も多いと思いますがお尻の筋肉です。

この筋肉は腸腰筋の反対側についており、腸腰筋が腰を前に引っ張りすぎないようにブレーキをかける役割をしています。

しかし、神経生理学的な要因で腸腰筋が過活動することで、大殿筋は筋力低下しやすく、ブレーキをかけられない状態となっています。これを専門用語では「相反神経抑制(そうはんしんけいよくせい)」と言います。

【簡単!大殿筋トレーニング】

大殿筋トレーニング やり方は簡単です!!

うつ伏せで丸めたタオルをお腹の下に入れます。

②膝を90度に曲げます。

③そのまま膝を曲げている方の足を上にあげます。    

※注意

足を上げた時に背中を反らないようにしてください!

これだけで大丈夫です!

1日10〜30回程度でも構いません。試しにトレーニング前後で壁に沿って立って見てください。トレーニング後、腰と壁の隙間が減っているかもしれません!(個人差はあります)

これを行うだけで、あなたの腰痛も変化が起こるかもしれませんよ(^^)!!

 小倉 将徳

 理学療法士

●資格

・ネイシュー

  インソールベーシックマイスター

・千葉県理学療法士協会認定

  千葉県高等学校野球選手権大会千葉大会 現場サポートスタッフ

●得意な分野

    姿勢分析、バイオメカニクス、インソール

●趣味

    野球、ファッション、読書(哲学)

●自分の想い

     私は学生時代に腰痛で苦しみ、悩んでいました。皆さんの様々な悩みを共有し合い、若い方からご高齢の方 まで、幅広く携わりたいと思っています!!