こんにちは!理学療法士の舘です。
皆さん、普段からお水飲んでますか?夏の暑い時期だけではなく、普段から水分補給は必要です。
今回は、そんな「水分補給」に関するお話です。
<なぜ、水分補給は必要なのか?>
身体の約60~80%は主に水でできています(赤ちゃん:80%、成人:60%)。
水は、代謝や、細胞間、血液やリンパ液などにも含まれているため、ヒトが生きていくために必要になってきます。これらが不足すると、身体は、酸性になっていき身体に不調を訴えるようになります。
<なぜ、高齢は脱水症、熱中症になりやすい?>
年齢とともに、喉の渇きを感じにくくなり、活動量、筋肉量の低下により、全体の水分量も低下してきます。また、トイレなど行く回数を減らす人もいます。それにより、水分の量が少なくなってしまうため、症状が出やすくなります。
<1日の水分量は?>
1日に汗で約500ml、呼吸で約500ml、尿や便などで約1500ml、合わせて約2500㎥lの水分が失われています。ということは、1日に、最低必要な水分補給量は、約2500mlとなります。水分は、少なくとも食事からも、摂ることができるため、それを除いた約1000mlが必要になります。
<実際に必要な水分補給量を計算してみよう!!>
1日の水分摂取量の計算方法は、
水分補給量=尿量+俯瞰蒸泄+(糞便など)ー代謝水
簡易計算では、
必要水分量(ml/日)=年齢別必要量(ml)×実測体重(kg)
22~55歳の場合:35ml/kg/日
55~65歳の場合:30ml/kg/日
65歳以上の場合:25ml/kg/日
例:65歳で60kgの場合
25(ml/kg/日)×60kg=1500(ml/日)が必要になります。
高齢者の食事量から平均約600ml程度水分を摂取していると言われています。
したがって、1500ml-600ml=900mlが必要最低な水分補給量になります。
皆さん、計算はできましたか?一日の必要な水分はとれていましたか?
以上のことを踏まえ、次回は、水分を取ること得られる効果や、水分摂取の具体的な方法をお教えします。
舘 憲昭
理学療法士
●資格
Therapeutic Manipulation コース修了
ブレインジム101修了
ネイシューベーシックインソールマイスター
●得意な分野:内臓ケア
●趣味:読書(マンガ・ビジネス関係)、バスケットボール
●自分の想い
ヒトとの繋がり、気づきを大切に!小さな一歩を一緒に踏み出しましょう!!