こんにちは!理学療法士の舘です。
今回は、内臓メンテナンス記念すべき第10回を記念して、最近、某CMで話題の「腸活」についてです。
<腸活とは?>
腸内の環境を整え、正常な腸内環境を維持すること、他には、腸に良い食品の摂取、運動などの活動のことを主に示します。
<腸内環境を整えるとは何か?>
近年では、腸内細菌の生態系や状態のことを「腸内フローラ」と呼んでいます。
腸内には、100種類以上100兆個以上の細菌が存在しています。これらは、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類があります。環境を整えるということは、つまり、腸内細菌のバランスが良いことが挙げられます。3種類の菌は、善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割が理想とされています。
<腸内細菌が乱れると?>
消化不良や過度なストレス、運動不足などにより悪玉菌が増加します。
それにより、便秘や肌荒れ、疲労感、免疫力の低下が起こりやすくなります。
<腸を整えると良いことは?>
・便秘の解消
・免疫力アップ
・ダイエット効果
・美肌効果
・質のいい血液の供給
など
改善方法
① 深呼吸
リラックスすることで、自律神経が刺激され、腸が活動しやすくなる。
呼吸(吸って吐いて)を意識しながら、深呼吸を行う。
目安:1日、1~3分
② 食物繊維・発酵食品を摂る
ゴボウ、かぼちゃ、キウイ、海藻、納豆、ヨーグルト、キムチなど食べるようにする。
③ 水分補給をする
常温の水、またはお茶を補給する。冷たい飲み物だと、逆に腸の働きを悪くしてしまいます。
頻度:朝昼晩の3回と仕事や家事などの合間にコップ1杯
1日水分摂取量(目安): 約1~1.5ℓ
※摂取量は個人差があるため、少しでも水分を補給するようにしましょう
④ 腸マッサージ
腸内に便が溜まると、身体への負担になりやすくなります。
おへそを中心に自分から見て右から左に円を描くようにマッサージをしましょう。
強さは、気持いい強さで、指先で強く押さないようにしましょう。
以上が、「腸活」の話になります。ご飯を食べる、トイレに行くことは、日常生活の中で、なくてはならないことです。
老若男女問わず、腸を良くするということは、健康な人生を歩む上で必要になります。お腹の中から健康に!!
舘 憲昭
理学療法士
●資格
Therapeutic Manipulation コース修了
ブレインジム101修了
ネイシューベーシックインソールマイスター
●得意な分野:内臓ケア
●趣味:読書(マンガ・ビジネス関係)、バスケットボール
●自分の想い
ヒトとの繋がり、気づきを大切に!小さな一歩を一緒に踏み出しましょう!!