あなたは座りすぎ?

 

 

《新生活に慣れてきたあなたへ》

 

 

 

 

はじめまして、

理学療法士の 岡村 です。

 

 

 

私もそうなのですが、新生活を迎えた方は丁度慣れてくる頃だと思います。

 

その慣れてきた生活は 座りすぎ の生活ではないですか?

 

 

 

本人成人の平日の座っている時間は 世界一長いのです。

 

世界20か国の平均は5時間であるのに対し、日本は 7時間

 

 

 

そして日本人4065歳の平均座位時間ではなんと 8~9時間 にも及びます。

 

真面目な日本人の国民性が表れていると思いませんか。

 

 

 

 

 

座位時間の延長により増えているのが 腰痛 です。

 

最近では10代の腰痛持ちも珍しくありません。

 

そこで今回は座りすぎの今後を乗り切る 腰痛改善の一つの方法をお伝えします。

 

 

 

『 腰痛改善にとって重要な事は 骨盤を動かせる事 なのです 』

 

 

 

 

 

そんなの簡単、、と思っていませんか?

 

ですが腰痛のある方の場合の多くが骨盤ではなく腰椎で動きを庇っているのです。

 

日常でも腰を主体とした動きとなり、必要以上に腰に負担をかけているため

 

結果、腰が痛いとなります。

 

 

 

 

 

 

STEP1【 太ももの裏の筋肉をほぐす 

 

                     

ハムストリングスと言われる筋肉です。

 

この筋肉が固くなると

 

骨盤を立てることが出来なくなり

 

腰への負担が増えます。

 

 

腰の筋肉と繋がっているため

 

この筋肉の柔軟性は重要になります。

 

 

 

太ももの裏の真ん中をつまんで下さい。

 


 

 

 

 STEP2【 長座体前屈はできますか? 】

 

骨盤を立てて座ります。

 

その後、手を伸ばし爪先を触ります。

 

身体を前へ倒したら10秒止めます。

 

つらい場合はお尻の下に枕を入れると

 

つらさが軽減します。

 


 

※1 しびれや痛みが強くなる方はお控え下さい

 

 

 

 

※2 骨盤を立てる:お尻の穴と頭のてっぺんが一直線になるようにして下さい。

        壁に背中をつけると行いやすいです。膝裏もしっかりと床につけて下さい。

 

 


① 膝を伸ばして爪先を触る

② 長座から斜め上へ背伸びする


 

 

この2つの運動も有効です。

 

 

STEP3【身体を洗う時、太ももの裏側をしっかりと

 

 筋肉は皮膚とスライドします。

 

優しく皮膚の表面を洗う事で

 

太ももの裏の皮膚を柔らかくします。

 

 

 

また太ももの皮膚を意識する

 

ことが出来ます。

 

 

 


 

 

 

   骨盤を立てた長座 ができるようになると腰痛が軽減している方が多いです

 

無理ない範囲 でSTEP1から3を行ってください。

 

 

 

今回の運動はすぐに腰痛が治るというよりも

 

今の悪い癖を 長期的に治していく というものです。

 

 

 

 

 

何事にも悪い癖はすぐには治らないのです。

 

座っている姿勢というのは立っているときよりも

 

腰に負担を与えています。そして座っているときは

 

第二の心臓といわれるふくらはぎの筋肉はほぼ止まっているのです

 

 

 

浮腫みの原因のひとつとして有名ですよね。

 

 

 

 

 

さらに恐ろしいところは座りすぎには

 

なんと がんの羅漢リスクが高まる ということです!!

 

大腸がんでは30% 乳がんでは17%も羅漢リスクが上がると言われています。

 

 

 

 

 

腰痛から今後も増えるであろう

 座る という行為にも

気を配るべきではないでしょうか。

 

 

 

 

岡村 大佑

理学療法士

 

●資格

オーストラリアマニュアルセラピー 

アドバンスコース修了

JAPICA公認マットピラティス 

ベーシックコース修了

入谷式足底板 基礎コース修了

 

●得意な分野

頚椎

 

●趣味

筋トレ、映画鑑賞

 

●自分の思い

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に皆様にお伝え致します。

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