こんにちは!理学療法士の舘です。
何だか身体がダルいって思うことありませんか?それは、腎臓が疲れている証拠かもしれません。腎臓は、腰痛の原因の1つってこと知っていましたか!?
<腎臓の機能って?>
・老廃物や尿など余分な水分の排泄
・赤血球の調節
・ビタミンDの活性化(カルシウム吸収促進)
など
これらが主な、腎臓の機能で、この他に腰痛に関係する筋肉にも影響を及ぼします。
腎臓が問題かなと感じるポイント
以下の項目が多く当てはまる人は注意が必要です。
腰痛が長く続く
腎臓に負担がかかると、大腰筋という腰の筋肉に影響がでやすくなります。
朝方の腰痛
朝方5時~7時頃は、腎臓のエネルギーが不足しやすいため、腰に痛みが出やすいです。
冷え性
腎臓は、生命活動に必要な精を蔵するとされており、これが不足すると身体の不調として現れます。
頻尿
腰痛と合わせて、日ごろからトイレに行く頻度が多いと腎臓への影響が考えられます。
改善方法
腰のストレッチ(大腰筋)
① 片膝を床につき、片膝立ちの姿勢をとります。
② 両手を膝に乗せて、前にゆっくり体重をかけていきます。その際に、足を伸ばしている側の付け根が伸びる感じがあると良いです。
※但し、無理に体重をかけてしまうと、腰が反るため注意しましょう。
③②の状態で30秒程度姿勢を保ちましょう。
姿勢を保つことが難しい人は、どこかつかまれる所で同じ姿勢をとってもかまいません。
腎経のツボ
経絡の心経の「復溜(フクリュウ)」というツボがあります。場所は、内くるぶしから3横指(指を横に当てる)上の部分です。
このツボを気持ちいい程度の強さで1分程度押します。これは、腎臓の機能を高める効果があります。
これらが、腎臓と腰痛に関する話になります。腰痛の原因の85%が不明とされています。
少しでも、腰痛と関係すること、改善方法を知っていくことで日頃からの健康意識の向上に繋がるので気にかけていきましょう。
舘 憲昭
理学療法士
●資格
Therapeutic Manipulation コース修了
ブレインジム101修了
ネイシューベーシックインソールマイスター
●得意な分野:内臓ケア
●趣味:読書(マンガ・ビジネス関係)、バスケットボール
●自分の想い
ヒトとの繋がり、気づきを大切に!小さな一歩を一緒に踏み出しましょう!!