こんにちは!理学療法士の舘です。
春頃になって急に肩こりが気になる方がいると思います。
それは、肝臓からの影響によってなっている事は有名な話です。
肝臓の機能、動きが改善することで、
・肩こりの改善
・代謝機能の向上
・解毒作用
など様々な変化が見られる場合があります。
特に、次のポイントが当てはまる人は、注意が必要です。
肝臓が問題かなと感じるポイント
日常生活において、肩こりの症状があると思います。
その中には、肝臓に何かしらの負担がかかることで身体に症状として訴えかけてきます。
以下の項目が主なポイントです。
右肩のこり
肝臓は身体の右側に存在し、大胸筋と菱形筋という肩の周囲の筋肉と繋がりがあります。
その為、肝臓に負担がかかる事でこりがでやすいです。
午後13時~15時頃で体調不良になることが多い
午後13時~15時は、肝臓の働きが一番弱くなる時間帯なため、不調を訴えやすいです。
不眠
午前1時~3時は、肝臓が一番働きやすい時間で、回復をするため、その時間帯まで起きていると負担になります。
頭痛
肝臓は、特に肩周囲の筋肉との繋がりがあるため、筋肉への負担、不良姿勢により頭痛になりやすいです。
アルコール摂取量が多い
多量のアルコールを摂取することで肝臓に負担がかかります。これらが、主な肝臓の影響による肩こりの原因であるとされています。
改善方法
深呼吸(腹式呼吸)
腹式呼吸をすると、横隔膜が上下に動くため、肝臓の動きを促すことができます。
方法は、
①鼻から4秒かけて下腹を膨らますように息を吸う。
②ストローで吐くように、口から8秒かけて下腹を凹ますように息を吐く。
③①と②を3分くらい繰り返す。
※時間はあくまで目安なので無理のない範囲で繰り返しましょう。
肝経のツボ
経絡の肝経の「曲泉(曲線)」というツボがあります。
場所は、膝を曲げた時に出来るシワの内側の端です。
このツボを気持ちいい程度の強さで1分程度押します。
これは、肝臓の機能を高める効果があります。
肝臓は、「沈黙の臓器」と呼ばれるくらい、症状がわかりにくいです。
普段から、少しずつ気にかけていきましょう。
舘 憲昭
理学療法士
●資格
Therapeutic Manipulation コース修了
ブレインジム101修了
ネイシューベーシックインソールマイスター
●得意な分野:内臓ケア
●趣味:読書(マンガ・ビジネス関係)、バスケットボール
●自分の想い
ヒトとの繋がり、気づきを大切に!小さな一歩を一緒に踏み出しましょう!!